こんにちは、E-M-Wです。
デジタル一眼レフやミラーレス一眼カメラで初心者が写真を上達するためのヒントやアドバイスをまとめてみました。
カメラを常に持ち歩き、写真をたくさん撮影する
カメラ初心者が上達する一番の秘訣は写真をたくさん撮影することです。
カメラを購入すると分厚いマニュアルが付属されておりその中にはたくさんの機能が載っていますが、それらをすべて理解し使いこなすのはカメラ初心者には難しく時間もかかってしまうので基本的な機能だけ覚えたらマニュアルはひとまず置いておきましょう。
カメラのハウツー本には写真撮影に役立つテクニックがたくさん載っていますが、実際に撮影をして困った事があったその時に頼ってください。
カメラは説明書やハウツー本を読むだけでは絶対に上達しません、実際に写真を何度も何度も撮り続けることが大切です。
出かける時はカメラを絶対に持ち歩きましょう。見慣れた町の景色でも季節や時間が違えば必ずシャッターチャンスが訪れます。
もちろん、外だけではなく家の中でもカメラがすぐ使えるようにしておきましょう。家族の何気ない日常の中にもシャッターチャンスはたくさんあるはずです。
カメラを肌身離さず持ち歩き撮影し続ければ自然とカメラを手足のように扱えるようになり、自分で考えることでテクニックも身に付きます。
レンズを交換する
デジタル一眼レフやミラーレス一眼カメラにはキットレンズと呼ばれる汎用性の高い標準域のズームレンズが付属されていますがレンズを交換することでカメラの表現力をさらに高めることができます。
例えば、F値の小さい単焦点レンズを使えば被写体の背景や前景がボケた写真を撮ることができ、望遠レンズを使えば遠くの被写体を引き寄せ背景を圧縮した写真を撮ることができ、広角レンズは街並みや風景を広く写したダイナミックな写真を撮ることができます。
それ以外にもマクロレンズを使えば小さい被写体を大きく写すことができ、高倍率ズームレンズを使用すれば一本で広角から望遠まで幅広い焦点距離をカバーすることができます。
自分の撮影スタイルや被写体にあったレンズを選ぶには、まずは付属のキットレンズを使ってたくさん写真を撮影し、その中で不満や不便を感じたらそれをカバーするレンズを購入することをお勧めします。
構図を活用する
写真はたくさん撮れば上手くなると言いましたが、ただ闇雲に撮影するのではなく構図を活用して撮影すればもっと上のレベルに到達できます。
構図とは写真を構成する被写体などのオブジェクトをどこに配置するか決めることで、同じ被写体でも構図を変えることで写真のイメージはガラリと変化します。
日の丸構図は被写体を写真の中心に配置することでシンプルに被写体の魅力を伝える構図です。
カメラ初心者が意識せずに使用する構図ですが、構図の意味を理解すればより効果を発揮できます。
3分割構図はさまざまな被写体に当てはめられるもっとも汎用性の高い構図です。
写真の横と縦を3分割し、その線上や点上に被写体を配置することで風景写真など多くの要素を含む被写体でも簡単にバランスを撮ることができます。
2分割構図は中央に線を引いて2分割する構図です。
左右対称の被写体や風景の水平線や地平線などで分割する際に使用し、写真に安定感を出すことができます。
放射線構図は高さや奥行きを表現するのに最適な構図で、放射状の奥に視線を誘導することで空間を広く表現可能です。
今回紹介した以外にも三角構図・黄金比比分割構図・トンネル構図・対角線構図などまだまだ紹介しきれない構図があり、すべてマスターすればさらに写真の表現力が上達できます。
光を意識する
写真を撮影する際、光の位置を意識することで写真の表現力をさらに高められます。
光の位置は大きく分けて「順光・逆光・サイド光」の3種類に分類され、被写体の写り方やイメージが大きく変化します。
順光は被写体に対して正面から当たる光で、順光で撮影すると被写体を色を鮮やかに表現でき影が出ないのが特徴です。
風景写真などに特に相性がよく基本的にはどんな被写体にでも万能に使用できますが、立体感の欠ける仕上がりになるのが欠点です。
また、ポートレートで使用する際は被写体に対して正面に光があるため眩しくて目をつぶってしまう場合があるので注意が必要です。
逆光は被写体の真後ろから当たる光で、逆光で撮影すると被写体と背景の明暗さがはっきりした写りになるのが特徴です。
影絵のようなシルエット写真を撮影したり、葉っぱや液体を透かして撮影するなど可能です。
またポートレートの場合、適正露出からさらに+補正することで柔らかくナチュラルな印象の写真が撮影できます。
ただし、逆光で撮影するとレンズにフレアやゴーストが発生する場合があるので、その場合は半逆光での撮影を行いましょう。
サイド光は被写体の横から当たる光で、被写体に影が強く出て立体感ある写りになるのが特徴です。
男性や猛獣を力強く表現する際や建物の立体感のある撮影に最適で、逆に女性のポートレートではあまり使用することはありません。
RAW現像を行う
写真撮影時、保存形式をJPEG +RAWデータに設定しておけば失敗した写真をRAW現像で救い出すことができます。
デジタルカメラのJPEGファイルとは画像処理エンジンが露出や色などを調整し完成させた状態の写真データですが、RAWデータはJPEGとは異なり何も手を加えていない未調整の状態の写真データです。
すでに調整済みのJPEGファイルに対し再度調整を行っても失敗した写真を修正することは難しいですが、未調整のRAWデータの場合はJPEGファイルよりも露出・色温度・彩度・明るさなどを柔軟に調整ができます。(ただし、手ぶれやピンボケのような物理的な失敗はRAW現像では補正できない)
RAW現像を行うにはRAWデータでの撮影に加えRAW現像ソフトが必要になるため初心者には少しハードルが高いのがデメリットですが、RAW現像を使いこなせばさらに写真の腕は向上するので早い段階で取り入れることをお勧めします。
代表的なRAW現像ソフトにはSkylum Luminar Neo・ Adobe Lightroom・DxO PhotoLabなどがあります。
Luminar Neoについてさらに詳しく知りたい方は「Luminar Neoのレビュー記事」をご覧ください。
最後に
これから先、頑張ってもなかなか写真が上達せず挫折しそうな時が来るかもしれませんが、そんな時は一度初心に戻ってシャッターを押すだけで楽しかった時のことを思い出してください。
難しく考えすぎず、写真を楽しむことこそが一番の上達への近道だと私は思います。
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