写真家としてソーシャルメディアに投稿する場合、何を投稿するか迷うことはありませんか。
写真のプロはソーシャルメディア運営のプロではないので、このような悩みを持つ方は多いです。
実は、この原因はアカウント設計にあります。アカウント設計が不十分だと、何を投稿するべきか分からなくなってしまいます。
そこで、この記事ではソーシャルメディアに投稿する際に重要なアカウント設計の考え方を解説します。
アカウント設計を理解することで、投稿の方向性が決まり、自分の強みを活かした投稿ができるようになるでしょう。
アカウント設計とは
アカウント設計とは、ソーシャルメディアのアカウントの方向性を決めることです。
ジャンル、ターゲット、目標を決めて、どういうアカウントに育てるかという方向性です。
自分の好き・強みを活かせる正しい方向性である必要があります。
ソーシャルメディアには毎日たくさんの投稿があるため、平凡な投稿はすぐに埋もれてしまうでしょう。独自性や一次情報が含まれる投稿であることが重要です。
自分の好き・強みが活かせるアカウント設計にすることで、これが可能になります。
アカウントの方向性が決まれば、投稿する内容も決まります。何を投稿するか考える上で、アカウント設計は重要です。
アカウント設計の4つのポイント
次の4つのポイントを意識することで、正しい方向性でアカウント設計ができ、投稿するべき内容も明確になります。
ジャンルを絞る
ターゲットを決める
うまくいっているアカウントを参考にする
どういう人物か認知される投稿をする
順番に解説します。
1.ジャンルを絞る
アカウントの個性を作るために、ジャンルを絞ることが重要です。
風景写真、ポートレートなどの大きいジャンルではありません。もっと狭い範囲に絞りましょう。
例えば、風景写真ではなく、山の写真。山の写真ではなく、富士山の写真というように。
なるべく狭い範囲に絞ることで、個性のあるアカウントにすることができます。
ジャンルを絞るときは下記のことを意識してください。
投稿内容を30個以上思いつくか
その情報に触れる機会が多いか
自分が体験したエピソードが投稿できるか
この条件を満たすことができれば、あなたはそのジャンルにおいて継続的に投稿でき、自分の知識や経験を活かした一次情報を投稿することができます。
2.ターゲットを決める
ジャンルが決まったら、その情報を誰に届けたいか考えましょう。
このとき、よくある失敗は、山の写真を投稿したいからといって、ターゲットを「山が好きな人」にすることです。
これでは範囲が広すぎます。山が好きと言っても、登るのが好きな人、麓から山を眺めるのが好きな人、山でキャンプするのが好きな人など、多くの人物が想像できます。
特定のターゲットに強く伝わる投稿をするためには、もっと具体的に決める必要があります。
次のことを具体的に考えましょう。
年齢、性別、職業、年収、社会人歴、家族構成、趣味、どんな悩みがあるか、何を知りたいか、何に多く時間を使っているか。
ここまで具体的に考えると、投稿するべき内容が明確になります。
例えば、25歳男性、会社員、社会人3年目、独身、旅行が趣味。平日は仕事が忙しいため、週末にリフレッシュできる場所を探している。
というターゲットを考えると、この人にはお金があまりかからずに行けて、冒険心をくすぐるようなワクワクする場所の投稿が強く伝わると想像できます。
もし、退職後の生活を送る人がターゲットなら、癒される高原リゾートの投稿が良いでしょう。
このように、ターゲットを決めることで、より強く伝わる投稿ができるようになります。
3.うまくいっているアカウントを参考にする
自分の好き・強みを活かせるジャンルでも、需要がなければ多くのフォロワーを獲得することはできません。
投稿する内容が決まったら、同じことを発信しているアカウントを探してみましょう。
アカウントのフォロワー数を見ることで、あなたが投稿しようとしているジャンルにどのくらい需要があるか確認することができます。
さらに、どういう点がうまくいっているか、どんな工夫をしているかを考えながら見ることで、自分の投稿にも活かすことができます。
下記の点に着目して参考にしましょう。
アカウントのジャンルは?
フォロワーはどんな人?
「いいね」が多い投稿の傾向は?
例えば、あなたがイルカの写真を投稿したいと思っているなら、イルカの写真を多く投稿しているアカウントを探してみてください。
そのアカウントをフォローしているのはどんな人ですか?
イルカの生態に興味がある人でしょうか。かわいいイルカの姿に癒されたい人でしょうか。
「いいね」が多い投稿の傾向を見ることで、何を求めてそのアカウントをフォローしているか見えてくると思います。
うまく行っているアカウントを分析することで、労力をかける前に自分の未来を予測することができます。
4.どういう人物か認知される投稿をする
ジャンル、ターゲット、目標が決まったら、投稿の方向性は決まります。あとはこの方向性に合う投稿を続けましょう。
ここで重要なのは、あなたがどういう人物か認知されることです。
例えば、水中生物の貴重な生態を多く投稿すれば、あなたは生態に詳しい人物と認識されるでしょう。
そして、水中生物の生態に興味のある人はもっと多くの情報を得るためにあなたをフォローします。
あなたをフォローしたらどんな情報が得られるか分かりやすく表現することが重要です。
このジャンルなら「あなた」と思われることを目標にしてください。
そして、フォロワーが「役に立ちそう」「ためになりそう」と思う投稿を続けることで、信頼を得ることができます。
まとめ
写真家としてソーシャルメディアに何を投稿するか。
その参考のためにアカウント設計の考え方を解説しました。
アカウント設計とは、アカウントの方向性を決めることです。ジャンル、ターゲット、目標を決めて、どういうアカウントに育てるか考えましょう。
次の4つのポイントを意識することで、正しい方向性でアカウント設計ができ、投稿するべき内容も明確になります。
ジャンルを絞る
ターゲットを決める
うまくいっているアカウントを参考にする
どういう人物か認知される投稿をする
アカウントの方向性を決めて、それに特化した投稿を続けることで、あなたのアカウントをフォローするメリットが明確になります。
有益な情報を投稿すれば、フォロワーからの信頼を得ることができます。
そして、そのフォロワーはあなたの写真家としての活動を支えてくれるでしょう。
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